冷え性と眠り
2008年03月25日
冷え性と眠りは、大きく関係しています。
人の体温は1日のうちで朝起きる前が最も低く、起きてから次第に上昇し、夜になると下がってきて眠くなります。
どうして夜になると体温が下がるのでしょう?
人は、体温を下げることで、基礎代謝を抑制して脳を休ませようとするのです。
ですが冷え性の人は、体温を下げることがうまくできません。
体温を下げる時は、血管を拡張させて血液を皮膚の表面に集めて放熱しているのですが、冷え性で血液の循環が悪くなっている人は、皮膚からの放熱がうまくできないためです。
夜になっても体温が下がりにくい冷え性の人は、なかなか眠りにつけないということなのです。
また、冷え性の人は、寒さや冷えを感じやすいので、寒くてなかなか眠れない、という人もいますよね。
ぐっすり眠るためには、冷え性を改善する必要があるのです。
食事や運動で冷え性は改善することはできますが、しっかり改善するには少し時間がかかります。
冷え性である人が心地よい睡眠をとるにはどうしたら良いのでしょう。
まず、寝室の環境を整えておくことが大切です。
快適に眠ることができる室温は、18℃~23℃程度です。
寒いからといって、高い温度に設定しておくと、眠る前の体温の低下が阻害されてしまう場合があるので気をつけてくださいね。
就寝前には暖房器具を消しておくことをおすすめします。
寝具選びにも気をつけてみましょう。
保温性、通気性に優れた寝具を選びましょう。
掛け布団として優れているのは、やはり羽毛布団です。
軽いので布団の上げ下ろしも楽ですよね。
敷き布団としては、クッション性のある羊毛布団がおすすめですよ。
毎日使う布団なので、質の良いものを選んでくださいね。
夜眠る時に、冷たい布団ではなかなか寝付くことができない!という冷え性の人は、寒さを改善するために電気毛布を使っている、という人は多いのではないでしょうか。
しかし、電気毛布は間違った使い方をすると、私達の健康を損なってしまう場合があります。
電気毛布を使うと、朝起きると熟睡した感じがしなかったり、体がだるかったり、といったことはないですか?
私達は、寝ている間は体温を下げてエネルギー代謝を抑制し、脳や心臓など、体全体を休ませています。
電気毛布を使ったままで寝ていると、寝ている間でもうまく体温が下がらなくなってしまう場合があります。そうすると、本来休んでいるはずの体が、十分に休めなくなってしまうのです。
さらに、このような状態が続くと、電気毛布を使っていない時でも、体温がうまく下がらなくなってしまいます。
また、温かくなりすぎている布団の中では、必要以上に汗をかいてしまうので、皮膚にとっても良くありません。
けれど、電気毛布はとっても温かくて、これがないと眠れない・・という人は、布団に入る前まで電気毛布をつけておいて、寝る時にはスイッチを切っておきましょう。
電気毛布の設定温度はあまり高くしないようにしましょうね。
また、「湯たんぽ」を使ってみてはどうでしょう。
最近、ちょっとしたブームになっていますよね。
足元に置いておけば、十分に温かくして眠ることができますし、自然に温度が下がっていくので安心です。
高齢の方や、妊婦さん、赤ちゃんがいるお家の人は、是非こんな方法で寒さをしのいでみてくださいね。
2008年03月25日
カテゴリー:01冷え性の症状と原因